iOS 16.3ではこれまでアメリカのみ利用可能だったiCloudのデータを暗号化する「iCloud用の高度なデータ保護」機能が日本でも利用可能になりました。
ここではその方法を解説します。
iCloud用の「高度なデータ保護」を有効にする方法
1.設定画面を開き、自分のアカウントをタップします。

2.Apple ID画面から「iCloud」をタップします。

3.iCloud画面にある「高度なデータ保護」をタップします。

4.「高度なデータ保護」の画面が表示されるので、「高度なデータ保護をオンする」をタップします。
高度なデータ保護の対象データは以下になります。
- デバイスのバックアップ
- 「メッセージ」のバックアップ
- iCloud Drive
- メモ
- 写真
- リマインダー
- Safariのブックマーク
- Siriショートカット
- ボイスメモ
- ウォレットのパス
設定することで、デバイス上で暗号化されるため、仮にクラウドでデータ漏洩が発生してもユーザーの情報が保護されます。

5.Appleはセキュリティによりデータの復旧に必要なキーを持っていないため、アカウント復旧用連絡や復旧キーの登録、全てのデバイスを最新のOSへアップデートすることでデータは保護されるようになります。


